美味しいビビンバのお店と美味しくないビビンバのお店の違い【東京】
この記事では、美味しいビビンバ(ビビンパ)とそうでないビビンパの違いをご紹介させていただきます。私たち日韓ハーフの「きむ兄弟」は、ビビンバ作りに人生を賭けています。ナムルの鮮度や味付け、ご飯とナムルの比率、ビビンバのためだけにブレンドしたコチュジャンなどをご用意しています。
そんな、ビビンバオタクの私たちが美味しいビビンバの特徴をお伝えいたします。(お店の名前は最後)
目次
美味しくないビビンバとは
美味しくないビビンバの特徴は下記になります。
- ナムルの鮮度が悪い
- ナムルの味付けが濃い
- コチュジャンが甘い
というものがあります。
「ナムルの鮮度が悪い」ということに関しては、日本の多くの韓国料理屋ではナムルを数日間使っています。冷蔵保存をしても、質は下がってしまいます。
私たちのお店では、ナムルは当日でない分は廃棄(賄いで食べます笑)となっています。最高の状態でビビンバを食べて欲しいと心から願っています。
「ナムルの味付けが濃い」という部分に関しては、ビビンバはナムルとコチュジャン、ご飯の最高の味付けのコラボレーションを目指す料理となっています。すべての味付けが濃いと「最高のビビンバ」を作ることはできません。
「コチュジャンが甘い」という部分に関しては、日本のスーパーで売っているコチュジャンでは、最高に美味しいビビンバを作ることはできません。味のとても大切な部分を担っているコチュジャンは、ナムルの味付けと合わせてブレンドする必要があります。
美味しいビビンバとは
美味しいビビンバの特徴は下記となります。
- ナムルの鮮度が良い
- ナムルの味付けが混ぜてちょうど良い
- コチュジャンが独自の最適なブレンド
ナムルの鮮度と味付けとコチュジャンの組み合わせがあってこその美味しいビビンバです。
ナムルの種類についても、ナムルの組み合わせや量によっても味付けは変わってしまいます。また、ナムルに対するご飯の量をしっかりと意識しないと、ビビンバは台無しになってしまいます。
ビビンバに入れるお肉もキーポイント
美味しいビビンバには、美味しいお肉がつきものです。ビビンバのお肉には、挽肉やプルコギなどが使われることが多いです。
私たちのお店では韓国を超えるビビンバを作るために「黒毛和牛のプルコギ」をビビンバに使っています。
このお肉の旨みがナムルとコチュジャンと合わさってとても美味しくなります。
石焼ビビンバは逃げ?
石焼ビビンバの発祥は諸説ありますが、日本の大阪とも言われています。そのため「本場」という意味では、石焼ビビンバはそもそも本場ではありません。
そして、石焼ビビンバの場合、ナムルが新鮮じゃない場合も石の熱でそれっぽく美味しくなるため、ビビンバにこだわっているお店は、石焼ビビンバをご提供していないことがあります。
私たちの韓国料理屋でも石焼ビビンバはご提供していません。
チーズビビンバは本場にはない?
チーズが入っているビビンバを本番の韓国で見かけたことがありません。日本だと「韓国料理=辛い×チーズ」と思っている方も多いですが、それは日本独自の文化で本場の韓国では流行ってはいません。
美味しいビビンバが食べられるビビンバのお店
美味しいビビンバが食べられるお店のご紹介です。私たちビビンバに人生を賭けているビビンバオタクのお店の名前は「韓国料理屋きむん家」です。東京の池袋に一号店を構えています。
目標はソウルの木覓山房(モンミョッサンバン)を超えること
韓国でビビンバの専門店としてミシュランを取得している「木覓山房(モンミョッサンバン)」のビビンバを超えることが私たちの目標です。
日本の生産者様の素晴らしさを知っているので、日本のお肉やお野菜で食べるビビンバの方が美味しくできると私は思っています。
すでにご来店いただいているお客様から「木覓山房(モンミョッサンバン)よりも、きむん家のビビンバの方が美味しい!!」という死ぬほど嬉しいお言葉をいただいております。
私たちとしてはまだまだだと思っていますので、これからもしっかりと頑張りたいと思います。
ぜひ本場の美味しいビビンバが食べたい方は「韓国料理屋きむん家」にお越しください。お店でお待ちしております。