韓国旅行で食あたりの可能性がある食べ物9選

韓国で食あたりに合わないために気をつけてほしい料理をご紹介していきます。カンジャンケジャンや、ユッケなど、食あたりする料理ほど人気なので、食べる際はリスクも承知でお食べください。
また最低限、衛生面がしっかりしていそうなお店を見極めて食べましょう。
それではご紹介してきます！

カンジャンケジャン（강장케장）人気のカニ料理
ユッケ（육회）韓国風の生肉料理は鮮度が命
生牡蠣（생굴）新鮮さに注意！特に夏場は要警戒
ホンオフェ（홍어회）強烈な匂いと発酵が特徴のエイの刺身
スンデ（순대）屋台で出会う韓国版ソーセージ
生レバーや生センマイ（생간・천엽）生肉系は慎重に
海鮮鍋（해물탕）具材の鮮度に差が出やすいメニュー
ポジャンマチャ（屋台料理全般）夜食文化の裏にある衛生課題
ヘムルパジョン（해물파전）人気の海鮮チヂミも実は注意が必要
本場の韓国料理が東京で楽しめるお店
韓国料理屋きむん家の店内
【韓国料理屋きむん家】
アクセス＆店舗情報

カンジャンケジャン（강장케장）人気のカニ料理

日本人にも人気なカニ料理のカンジャンケジャンも食あたりをしたことがある人をよくお見かけする料理です。

著者の家族もカンジャンケジャンに旅行中にあたったことがあります。
食あたりに合うかもしれないけど、とても美味しい料理なのでついつい食べたくなる人気料理です。

ユッケ（육회）韓国風の生肉料理は鮮度が命

ユッケは韓国で昔から人気のある生肉料理で、ゴマ油や梨と一緒に提供されます。美味しさは鮮度次第ですが、生肉はサルモネラ菌や大腸菌などの食中毒リスクが非常に高い食品でもあります。最近では法律で提供が制限されているため、ユッケを扱う店は少なくなっていますが、提供している店が衛生基準を満たしているかどうかを事前に確認しましょう。

生牡蠣（생굴）新鮮さに注意！特に夏場は要警戒

韓国でも人気の「生牡蠣（セングル）」は、酢コチュジャンと一緒にそのまま食べることが多いですが、特に夏場の暑い時期は要注意です。新鮮でなければノロウイルスや腸炎ビブリオ菌による食中毒のリスクが高まります。観光地の市場や屋台で提供される場合は、保冷環境や回転率をしっかり確認しましょう。体調に自信がない方は加熱調理された牡蠣料理を選ぶのがおすすめです。

ホンオフェ（홍어회）強烈な匂いと発酵が特徴のエイの刺身

ホンオフェは、発酵させたエイの刺身で、アンモニアのような強烈な匂いが特徴の韓国伝統料理です。発酵食品であるがゆえに、保存状態が悪ければ雑菌の繁殖が進み、食あたりのリスクが高まります。

また、韓国人でも好みが分かれる料理で、初めて食べる人には刺激が強すぎることもあります。旅行中に挑戦する場合は、信頼できる専門店を選びましょう。

スンデ（순대）屋台で出会う韓国版ソーセージ

スンデは、豚の腸に春雨や血などを詰めた韓国独自の屋台料理で、安くてボリューム満点なのが魅力です。

ただし、屋台の衛生管理が不十分な場合、調理器具の清掃不足や保管温度の問題から細菌が繁殖し、食中毒の原因となることがあります。人気の屋台や混雑しているお店を選ぶことで、鮮度の高いスンデに出会える可能性が高くなります。

生レバーや生センマイ（생간・천엽）生肉系は慎重に

生のレバーやセンマイは、韓国では焼肉店などでおつまみとして人気がありますが、鮮度が落ちた状態で提供されると大腸菌やカンピロバクターなどによる食中毒のリスクがあります。

韓国でも衛生基準が厳しくなってきており、提供する店舗は限られています。信頼できる店で、必ず当日仕入れのものを提供しているかを確認してから食べるようにしましょう。

海鮮鍋（해물탕）具材の鮮度に差が出やすいメニュー

ヘムルタン（海鮮鍋）は、タコ、イカ、エビ、貝などさまざまな海鮮を入れて煮込む豪快な韓国料理ですが、貝類や魚介類の鮮度が悪いと食あたりを引き起こす原因になります。

特に観光地の安価な店舗では、冷凍を何度も解凍した海鮮を使用しているケースもあるため要注意。注文前に素材がショーケースに陳列されているかなどをチェックすると安心です。

ポジャンマチャ（屋台料理全般）夜食文化の裏にある衛生課題

韓国の夜の名物「ポジャンマチャ（屋台）」では、トッポッキやおでん、焼き鳥などが楽しめますが、屋外で長時間営業しているため、食品が常温で放置されることもあります。また、水の管理や使い回しなど衛生面で問題が起こる場合も。現地の人に人気の屋台や、回転が早い店舗を選び、提供されてからすぐに食べることを心がけましょう。

ヘムルパジョン（해물파전）人気の海鮮チヂミも実は注意が必要

ヘムルパジョン（海鮮チヂミ）は、日本人観光客にも大人気の料理ですが、中に入っているイカやエビなどの海鮮が生焼けだったり、前日の材料を再利用している場合には食あたりの原因になります。また、厚めに焼かれているため中心部までしっかり火が通っているか確認することが重要です。出てきた料理の断面をチェックする習慣を持つと安心です。